運営者

理事よりご挨拶を申し上げます。

城戸裕子

 

理事長

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 この度、「一般社団法人みらい」の代表を任されます城戸裕子と申します。

私は今まで母の後ろ姿(尾山)を見て、高次脳機能障害をもつ兄の支援をして参りました。高次脳機能障害の大変さや辛さは何よりも理解できていると思っておりましたが、母の仕事を手伝っているうちにまだまだ十分には理解できていなかった自分に気づきました。高次脳機能障害に特化した作業所を母が設立、名古屋市内だけでなく県外からも問い合わせがあり、その対応を必死でしている母を見て自分も母の元気なうちに手伝いをしようと心に決めました。「親なき後、自立に向けて」と悩んでいるご家族は大変多く、未熟な私にどれだけお手伝いができるかわかりませんが、母の指導のもと優しい支援ができる場所を作っていきたいと思っております。

 一般社団法人みらいでは開設するまでに、「生活版ジョブコーチ」という養成講座を開きました。その後も年に1回、専門家の先生を招いて2日間という研修日程で、ヘルパー事業所や他施設の現場職員、事務職など福祉に関わっている全ての方々に研修していただいています。一般社団法人みらいでは、B型作業所であれグループホームであれ、この生活版ジョブコーチ手法を取り入れて利用者の方々の支援をしていきたいと思っております。

 未熟者ではございますが、今後とも末永くご指導のほどよろしくお願い申し上げます。


尾山芳子

 

副理事長

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 私は高次脳機能障害者を持つ一人の母親です。

息子は23年前に交通事故で「脳外傷(頭部外傷)」によって意識不明6ヶ月、かなり重度な後遺障害が残りました。命が助かった現代医学の進歩は凄いと思ったものです。でも、「高次脳機能障害」と言う症状は大変厄介なものです。見た目の障害は分かりませんが、脳に大変な後遺症が残りました。そんな息子と全国の同じ後遺障害を持った親御さんたちと無我夢中で走り続けましたが、そろそろ終了をします。

 私も23年間、息子とともにこの障害と闘ってきています。平成9年~平成25年は「NPO法人脳外傷友の会みずほ」で18年間理事・役員として全国を飛び回りました。先の見えないこの障害、尚且つ親亡き後どうしてこの子らを支援していけるだろうか?といつも心の底から悩んでいます。もちろん親だけではありませんが、また、専門家の指導の下、社会復帰をしている方も見えます。それはほんの少しの幸運な方々です。社会復帰は夢の方にも支援者無きあと・親亡きあと自立して生きていかねばなりません。そんな方々のためにも自立の応援をしていきます。本当に必要な支援はここからではないでしょうか?

 介護を必要としている方々は大勢いますが、私が目指している介護は見守り支援です。何でも助けていただいて「食べる・着る・買い物する・風呂へ入る・寝る」こんな日常生活支援を声掛け見守り応援していきたいと思っております。調理もできなければ無理にする必要も無い、洗濯も毎日しなくても良い、掃除の片づけができなくても良い、出かけることも一人でなくても良い、こんなにしなくても良いでいいのだろうか?と不安に思われる家族の方々の為に「見守り支援・生活版ジョブコーチ手法」をぜひ利用していただきたく思います。障害を持つ親としてこんなグループホーム、作業所が欲しかった、なければ作ろうと思いがんばって立ち上げました。

 事業としてより、利用者の将来を思うそんな支援を今後もしていきます。